慶應鶏肋録

お気楽極楽勉強道楽。慶應義塾大学通信教育課程 法学部乙類学生(71期秋期)の卒業目指すジャーナル。

a200 わたしの読書ノート

『豪雨の前兆』再読

6時起床。相変わらず頭痛がする。おはようございます。今日も体調優れず。なんでしょうか、この頭痛は。皆さんは素適な1日を!— 穂崎一馬力@慶應通信71秋法乙 (@xaqihooo) April 23, 2019会社を休んで、Eスクも視聴せず、漱石関連の文章を眺める。いつぞや…

【本】池澤夏樹『春を恨んだりはしない』

池澤夏樹『春を恨んだりはしない 震災をめぐって考えたこと』(中公文庫)のタイトルを一瞥して、なんと厳しい言葉かと思った記憶がある。 震災後のわずか半年後に、思索エッセイとはいえこの表題を世に出すのにはそれ相応の勇気と準備が必要だったろう。 春…

【本】山口瞳「冬の公園」

3連休中日。昨日のピリピリした寒さは抜けたけれど、朝から冷たい風が強く吹いていた。立春を越えて、午後の日差しは少し力強さを増してきているようだけれど、北風の冷たさを追いやるまででは到底ない。寒風の中子どもと遊んでいると、冬の陽は、あっという…

【本】 ほんとうに大事なことがわかるときは・・・~河合隼雄『こころの読書教室』

立春ですね。 春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず 「早春賦」の歌詞の通り、と思いきや、今朝はとても温かい。夜半に雨も降ったようですね。 インフルに罹った娘は、今朝方熱は微熱にまで下がっていました。まだ油断…

【読書会】ベンサム『最大多数の最大幸福』を読んだ

5時半起床。そのまま机に向かい勉強・・・なら本望だが、仕事なのねん。明朝は勉強に向かいたいなあ。今夜は月イチの地元読書会。 課題テキストは、ベンサムの『最大多数の最大幸福』の漫画版である。参加希望の方からは「テキストはこれです」って伝えた瞬…

(アドベントブックレビュー2018)樋口一葉「大つごもり」

先週、クリスマスをテーマにした短編をふたつ紹介したと思ったら、もう暮れのどんづまりである。クリスマスがハッピーな彩りであるならば、大晦日はどうだったか。 借金があれば大晦日までにその返済の算段をし、新年の餅代に奔走するのが師走の日本の風景だ…

(アドベントブックレビュー2018)ジャック・ロンドン『試合ーボクシング小説集』

ジャック・ロンドン『試合ーボクシング小説集』(辻井栄滋訳、現代教養文庫)、読了。ジャック・ロンドンを、『野生の呼び声』や『白い牙』といった動物を主人公にした小説の作者としてしか知らないのは、ちょっと寂しい。ここに収められている短編「ひと切…

(アドベントブックレビュー 2018)マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』

ネタバレ記述あります。マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官(The Laughing Policeman)』(柳沢由美子訳、角川文庫)、読了。どこかで聞いたことがあると思ったら、同名の佐々木譲の小説だった。刑事マルティン・ベッ…

(アドベントブックレビュー2018)カポーティ『冷血』

トルーマン・カポーティ『冷血』(佐々田雅子訳、新潮文庫)、読了。 映画『カポーティ』で、主人公のカポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが死亡した。享年46。その訃報を聞いて、昔書いてあった感想文をサルベージした。 http://news.mynavi.…

(アドベントブックレビュー2018)カポーティ「クリスマスの思い出」

クリスマスを彩る小説の最後は、トルーマン・カポーティ「クリスマスの思い出」。 ここを過ぎれば一気に年の瀬だが、年末年始を迎えても「季節感」がないと感じることの理由のひとつは、われわれがハレの日のために手間ヒマをかけなくなったことにあるのでは…

(アドベントブックレビュー2018)ディケンズ『クリスマス・キャロル』

チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』(池央耿訳、光文社古典新訳文庫)、読了。題名だけは知っているけど、読んでないという本のひとつ。ディケンズはこの中編小説で世界的に有名になったという。クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)作者…

【アドベントブックレビュー】村上春樹「ドライブ・マイ・カー」

※ネタバレ記述あり。村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(短編集『女のいない男たち』所収)、読了。タイトルの「ドライブ・マイ・カー」は、『ノルウェイの森』と同じく、ビートルズのアルバム「ラバー・ソウル」に収められた曲を想起させる。女のいない男た…

(アドベントブックレビュー2018)川端康成「片腕」

アドベントブックレビュー第3回。川端康成「片腕」、読了。 川端は、『古都』を大学のときに読んだくらいだったか。あらすじやらなんやらはすっかり忘れていて、ひらがなが多いなという印象しかない。 『雪国』は読んだはずだが同じく記憶に残っていないし、…

(アドベントブックレビュー2018)O・ヘンリー「賢者の贈り物」

O・ヘンリー「賢者の贈り物」(芹澤恵訳、光文社古典新訳文庫)読了。クリスマスシーズンということで、O・ヘンリーでもう一編。クリスマスといえば、いつも思い出す短編は、カポーティでもディケンズでもなく、O・ヘンリーの「賢者の贈り物」(1906年作…

(アドベントブックレビュー2018)O・ヘンリー「幻の混合酒」

もうすぐクリスマス。 なので短期間ではありますが、「アドベントカレンダ」ならぬ「アドベントブックレビュー」を贈ります。まずは、O・ヘンリー「幻の混合酒」(『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 』[光文社古典新訳文庫]所収)。1ドルの価値/賢者の贈…

【刺さる読書】カフカ『変身』

※ネタバレ記述あり。フランツ・カフカ「変身」(丘澤静也訳、光文社古典新訳文庫『変身、掟、その他2篇』所収)、読了。 はじめて読んだのは学生のころだから、再読はもう30年以上になるか。その当時はたしか新潮文庫版だった気がする。変身,掟の前で 他2編…

【刺さる読書】村上龍『限りなく透明に近いブルー』

村上龍『限りなく透明に近いブルー』(講談社文庫)、読了。昨日永井龍男を読んで、ふと思い出したのでしばらく前に別のところにアップしていた感想文をサルベージ、若干加除修正。■ 先日から、友人ふたりと第一線で活躍している現役作家の初期作品を読んで…

【積ん読解消】あえて〈卒読破〉のメソッドといいたい~ 松崎久純『大学生のための速読法』を実践してみる #2

6時起床。いきなり、寒くなった。それが原因ではないだろうが、3:00くらいに起きて、そのまま眠れなくなった。 セブンイレブンに夜明けのコーヒーを買いに出かける。■ さて、速読法のつづき。松崎久純『大学生のための速読法』を実践しているのだった。大学…

【積ん読解消】松崎久純『大学生のための速読法』を実践してみる #1

6時起床。昨日から飲んでいるクスリの効き目がいいのか、昨夜は夜中にはあまり起きなかった。 引き続き温かい一日のはじまり。 仕事は、抱えていた案件のうち、ひとつを社長への報告が終わって承認されて、ようやく一段落(ひとだんらく)。これからは小粒の…

【刺さる読書】加藤秀俊『独学のすすめ』

あるジャンルの勉強のためにスクールに通おうかと思って、都内周辺あちこちのスクールをネットで見て回ったのだけれど、どうもしっくりこない。そのことを、その勉強を進めてくれた人に話したら、 「それはムリしないことです。きっと独学で身につけなさいと…

新約聖書をひらいてみました

6時起床。今朝も一段と寒くなっている。これからはどんどん冷えていくしかないんだろう。朝が辛くなるのかなあ。 仕事の中日(なかび)、みたいな1日。やることはあるけれど、切迫感がない。ゆっくりと仕上げていく感じ。先週、先々週となかなかタイトな日々…

聖書を一年で読破する??

6時起床。昨日は息子の誕生日。5歳になりました。お目出度う。 ささやかな誕生日パーティを楽しむはずが、娘が「あたしもプレゼント欲しい」というまさかのスネスネモードに入って、文字通り台無し。 わたしは即座にキレかかったが、寸前でアンガーマネージ…

夕刊と新聞小説

本日、facebookに投稿した一文をサルベージしておく。 この1週間、又吉直樹の新聞小説「人間」を読むために、毎日新聞の夕刊をずっと買い続けていた。 駅売り(キヨスクとか)で50円。主要コンビニでもほぼ売っていない。毎日新聞だけでなく、夕刊自体がそも…

旅立つ家人と残されたわたしたち

6時起床。よく寝た寝た。この土日月と、すんげえ寝た(気がする)。おかげで、仕事中もふらつきがなくなった。疲れがたまってくると再発するんだろうけど。 今日から、家人が2泊3日で福岡へ小旅行にでかけるので、短い休みが終わったとたんに、子どもたちの…

政治学科への転類のタイミングで出会った一冊

6時起床。のんびりムードはつづいているが、仕事の進捗に余裕はない。同じ部署の後輩が今週金曜日から来週一週間、リフレッシュ休暇を取るという。それ自体はまったく問題ないのだが、自分の休みの間にトップマネジメントへの報告を自分のかわりにオレにやっ…

【村上春樹】「選択事項(オプショナル)」としての苦しみ

6時起床。昨夜は娘が隣に寝ていて、初中終足蹴りしてくるので熟睡できやしない。それでも、朝方はいつもより涼しくて身体がホッとしている。こういうときに体調を崩しやすいのだ。 慶應通信の夏期スクーリングがはじまっているけれど、参加されている方たち…

政治学のテキストを忘れたので代わりに読んだもの

6時起床。なんだなんだ、娘が先に起きているぞ。空気が昨日より涼しくて、尿意でベッドから出てきたみたい。 昨夜は[放送英語ライティング]の12回目を聴く。7月配信分にようやくキャッチアップしてきた。今夜もつづきの13回目を聴くことにしよう。 幾分か…

第159回芥川賞直木賞銓衡

6時起床。先の見えない暑さがつづく。その反動でか、会社の中はやたらと冷房が効いていて、夕方頃には身体が冷えている。ほんと、会社というところは身体に悪いw 今夜は、芥川賞直木賞の受賞発表である。第159回。このブログの右サイドバーをご覧になれば解…

勝利にこだわる姿勢を学びたい

6時15分起床。おっと、目覚ましをかけるのを忘れてた。うっかり寝過ごしてしまうところだった。今日も夏空が広がっている。やや湿気が多い気がする。 サッカーW杯、日本は惜しかった。残念でした。4年後に向けて、ゆっくり休養して再起動してください。 腰を…

再起動するための知的デフラグ術 ~石井朋彦『自分を捨てる仕事術』を読む

先日、通院の合間に本屋に立ち寄ったら、アニメプロデューサー石井朋彦による『自分を捨てる仕事術 鈴木敏夫が教えた「真似」と「整理整頓」のメソッド』(WAVE出版)が平積みになっていました。 あれ、この本、しばらく前ににを楽しんで読んだ記憶がありま…