筒井康隆に「耽読者の家」という短編があります(『壊れ方指南』文春文庫、所収)。
そのなかで、登場人物おすすめの古典文学というのがたくさん紹介されていてなんとも楽しげに彼らが読んでいるので、それをリスト化してみました。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/04/10
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ひとまず、こんな区分けをしています。
●:エンタメ
○:ぶっ飛んでます
★:最高傑作
ちなみに最高傑作はたったひとつ(最高ですからね)。ディケンズ『荒涼館』ですが、こちらは岩波文庫から現在新訳がではじめています。
- 作者: ディケンズ,Charles Dickens,佐々木徹
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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- 作者: ディケンズ,佐々木徹
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- 作者: ディケンズ,佐々木徹
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- 作者: ディケンズ,佐々木徹
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- バルザック『姉妹ベッド』
- バルザック『人間喜劇』
- バルザック『谷間の百合』
- バルザック『ウージェニー・グランデ』
- ○ジャック・ロンドン 『白い牙』
- ジャック・ロンドン 『荒野の呼び声』
- ジャック・ロンドン 『海の狼』
- バイコフ『偉大なる王(ワン)』
- バイコフ『牝虎』
- モーム『剃刀の刃』モーム
- ゾラ『ナナ』
- トルストイ『戦争と平和』
- ○アルツィーバーシェフ『サアニン』
- ○アルツィーバーシェフ『最後の一線』
- ○アルツィーバーシェフ『嫉妬』
- アルツィーバーシェフ『労働者セヴィリヨフ』
- ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』
- ゲーテ『若きウェルテルの悩み』
- ゲーテ『ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代』
- ●ハガード『洞窟の女王』
- ●サバチニ『スカラムッシュ』
- マン『魔の山』
- マン『ブッデンブローク家の人びと』
- ハインリッヒ・マン『ウンラート教授』
- デュマ『モンテ・クリスト伯』
- デュマ『三銃士』
- デュマ『椿姫』
- ケラーマン『トンネル』
- アプトン・シンクレア『人われを大工と呼ぶ』
- 林不忘『丹下左膳』
- H・G・ウェルズ『宇宙戦争』
- H・G・ウェルズ『トーノ・バンゲイ』
- ズーデルマン『猫橋』
- ズーデルマン『憂愁夫人』
- ツルゲーネフ『処女地』
- ツルゲーネフ『父と子』
- ツルゲーネフ『初恋』
- クープリン『決闘』
- ブラスコ・イバーニェス『地中海』
- ブラスコ・イバーニェス『血と砂』
- ブラスコ・イバーニェス『黙示録の四騎士』
- 『蚊とんぼスミス』ジーン・ウェブスター (『あしながおじさん』のこと)
- ディケンズ『クリスマス・キャロル』
- ディケンズ『オリヴァー・ツイスト』
- ディケンズ『二都物語』
- ディケンズ『大いなる遺産』
- ディケンズ『ディヴィッド・コパーフィールド』
- エミリー・ブロンテ『嵐が丘』
- ドストエフスキー『罪と罰』
- ヘッセ『デミアン』
- ヘッセ『車輪の下』
- シャーロット・ブロンテ『ジェイン・エア』
- ★ディケンズ『荒涼館』