慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

【平昌五輪】チラ見観戦記 #6 ~朝日新聞の一面が

■2月15日(木) 大会7日目

朝日新聞と日刊スポーツを通してしか、この五輪を観ていないわたしにとっては大事だが、世間的にはどーでもいい話。 今大会はじめて朝日新聞朝刊一面は、ほぼ平昌五輪一色の紙面だった。 他紙と比べてもこれまでずいぶん抑えていた感じがあったけれど、もう堪えきれない、みたいなモーションがうかがえる。

スポーツ面のそれぞれの見出しを見てみる。

「連続1440 異次元を跳んだ」。 これは平野歩夢選手の「銀」にたいして。

「小平 勇気の疾走」。 これ、一瞬よく解らない見出しですよね。これは、彼女が使っている「サファイア」という最新のブレード(刃)の選択したエピソードからきている。 1ヶ月後に世界距離別選手権が迫っている2017年1月、彼女はいままでのブレードを捨ててこの「サファイア」に賭けた。ブレードはカーブでの操作性をあげる工夫がされているが、その分操作が難しいという〈諸刃の剣〉。 その〈暴れ馬〉を使いこなし自家薬籠中の物とした、彼女の勇気と飽くなき向上心を淡々と書いている、いい記事だ。

「渡部暁 無念の上り坂」。 個人ノーマルヒル渡部暁斗選手の「銀」にたいして。

「スマイル 待ちわびた」。 これは女子アイスホッケーの五輪初勝利にたいして。

整理部の腕の見せ所ですよね。選手たちの偉業を、仰々しくてもいけないが軽軽に価値をおとしてはいけない。バランスをとるというのは難しいなあ。