今日(12/28)から、年末年始休暇に入った。正確には昨日の午後からだったけれど。
ちょっとした雑事を除いて、会社の宿題を抱えていないで休みを過ごすことはほんと久しぶりのことなので、うれしい。やはり、on/offの切り換えは大事。
じつは明後日(12/30)から年末年始恒例の年越しキャンプに出かけるので、大学(慶應通信)の勉強もしなければいけないのだけれど、ソファに座った瞬間に身体のタガがハズレてしまっていることを自覚した。身体が重くて、勉強の気力が湧かない。
ということで、午前中家の掃除を少ししてから寒いこともあって、録り溜めていたTV番組をチラチラ観たりしていた。
ふと思い立って、ずっと買ったまま放置していた高畑勲監督の「太陽の王子ホルスの大冒険」DVDを観ることにした。たしか、大学生のときに観ているはずだが、あまり覚えていない。
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わたしは法学徒だけれど、高畑勲(と宮崎駿)を卒論で取り上げようかと考えていて(ただしテーマが法学部の卒論として相応しいかどうかはまた別の話)、どういう切り口がいいのか思案投首状態だった。
そこで高畑に関する文献をいくつか読んで「ひょっとしてこれはいけるかもしんない」というささやかな感触を自分なりに得たので、まずは映画を観てその感触を確認したくなった。
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太陽の王子ホルスの大冒険 (スタジオジブリ絵コンテ全集第二期)
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再見ははたして、どうにも暗い映画で、これは子どもにはしんどいなと思った。興行成績が当時東映史上最低というのも解った。なにより娯楽性が薄いし、「大冒険」というタイトルは羊頭狗肉ではないかと感じた。
とまれ、面白い/面白くない、は卒論テーマとは直接関係ないので、まずはとっかかりとして映画自体を観ることができたのはよかった。あとはこれをどうテーマとして練りあげていくかであるが、年末年始のあいだに自己ブレストしてみますか。
さて、もう1本の映画を。