慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

将棋と法学の共通点

昨日1/5とは打って変わって、ずいぶんと冷え込んだ1日。午前中は、地元の仲間と「川崎七福神」めぐりをしてきました。
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すっかり身体が冷え切りました。途中、お汁粉缶やBOSSコンソメ缶を飲んだのですが、なかなか温まりませんね。
早々に帰宅して、昼メシを食べてようやく落ち着いたというところ。

さて、これから勉強となれば御の字ですが、意外に疲れていたようで少し昼寝をしてしまいました。勉強はこ夜になりそうです。。。

1/3朝日新聞朝刊付けで、棋士藤井聡太七段と憲法学者の木村草太さんの「そうた・そうた」コンビによる対談が載っていた。タイトルは「将棋と法学、思考に共通点 藤井聡太七段に憲法学者・木村草太さんが聞く」。
www.asahi.com

わたしも法学徒なので、興味深く読みました。
いくつか気になった箇所をピックアップしてみます。

木村 一日中、将棋の研究をしても成果が出ないとき、どう思いますか。
藤井 1日という単位で目に見えて強くなることはないです。もっと長いスパンで見て、判断します。
木村 そのスパンはどれくらいでワンセットですか。
藤井 3ヶ月くらいです。今は中盤の局面評価に取り組んでいますが、改善するまでにそれぐらいかかったかな、と。

木村 心に残っている、あるいは好きな棋士の言葉ってありますか。
藤井 「感想戦は敗者のためにある」です。感想戦という行為自体が他では珍しいと思うんですけど、感想戦の意義をよ表した言葉かなと思います。将棋は勝者と敗者がはっきり分かれるゲームです。厳しい勝負の世界だからこそ、生まれた文化なのかなという気がします。

藤井 学校の授業で、名古屋大学法学部の先生のお話を聞く機会があって、「法学というのは条文の暗記だと思っているかもしれないけど、実はバランスがいちばん大事なんだ」とおっしゃっていたのが印象に残りました。(中略)
木村 条文の暗記は将棋でいうと駒の動かし方ですので、そこから先が勝負かなと思います。法学も将棋と同じで、対立する人たちがいて、それぞれ主張があって、そこに解決をもたらさなくてはならない。相手が自分にとっていちばん厳しい主張をしてくるという前提で、なおかつ自分の主張を防衛できるか、という思考をしなくてはいけない。自分の主張だけにならないよう客観的に評価できるようになるのが重要で、将棋と法学は思考として非常によく似ているというのが私の持論ですね。

さて、明日から通常運転ですね。科目試験もありますので、体調管理はしっかりとしましょう。