慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

【政治思想史】テキストからの・・・

6時起床。部屋干ししていた洗濯物が、夜なのにすっかり乾いていました。そりゃお肌もヒビ割れるって。

昨夜も[政治思想史]テキストのつづき。
テキストには、「ワープ!」という章があって(「特急」という表現ではないところがいい。何せワープするのは1000年くらいだもんな)、古代ギリシャから中世を駆け抜けて一気にルネサンスへと飛ぶ章がある。ワープ! したあたりは、慶應通信の別科目に[ヨーロッパ中世政治思想]という科目があって、そちらも併わせて勉強せよとのことだが、[ヨーロッパ中世思想]単独で学ぶと言うよりは、慶應通信の場合には初学者なら「政治思想史」から入って行ったほうがいいかもしれない。[政治思想史]で全体(それでもルソーまでだが)を鳥瞰してみると、[ヨーロッパ中世政治思想]の立ち位置がより解る気がする。わたしは高校のとき日本史をとっていたので、なおさらそう思うんだろう。

にしても、
ワープ!
というのが、いいなあ。

閑話休題
ワープ! のトンネルを抜けると、マキャベリであった。

君主論』『ディスコルシ』をひもときつつ、マキャベリの思想を解説していっているのだが、「リアリズム」だの「権謀術数の人」とかというイメージが強いが、やはりそんな簡単なレッテルを貼ることはできない人物であり思想なんだなあと知った。改めてイメージだけで語ってはいけないと感じた。

さて、中世を通り抜けていくということは、おのずとキリスト教に触れていくことになる。[政治思想史]テキストでも、聖書からの引用が散見される。
政治と宗教は、いろんな意味でいろんなところで結びついているから。

君主論 (古典新訳文庫)

君主論 (古典新訳文庫)

ディスコルシ ローマ史論 (ちくま学芸文庫)

ディスコルシ ローマ史論 (ちくま学芸文庫)

わが友マキアヴェッリ 1 (新潮文庫)

わが友マキアヴェッリ 1 (新潮文庫)

ボンヤリそんなことを思っていると、作家の結城浩さんが毎日tweetしている聖書の一節が気になりはじめてきた。気になると言うより、わたしの日常に入ってきたというべきか。


新約聖書はいつか読破したいと思っていたけれど、なかなかうまく行かない。
thx.hatenablog.jp

ちょっと違う仕掛けが必要かなと思っているけど、聖書を読むならいまがチャンスだ。