6時起床。部屋干ししていた洗濯物が、夜なのにすっかり乾いていました。そりゃお肌もヒビ割れるって。
昨夜も[政治思想史]テキストのつづき。
テキストには、「ワープ!」という章があって(「特急」という表現ではないところがいい。何せワープするのは1000年くらいだもんな)、古代ギリシャから中世を駆け抜けて一気にルネサンスへと飛ぶ章がある。ワープ! したあたりは、慶應通信の別科目に[ヨーロッパ中世政治思想]という科目があって、そちらも併わせて勉強せよとのことだが、[ヨーロッパ中世思想]単独で学ぶと言うよりは、慶應通信の場合には初学者なら「政治思想史」から入って行ったほうがいいかもしれない。[政治思想史]で全体(それでもルソーまでだが)を鳥瞰してみると、[ヨーロッパ中世政治思想]の立ち位置がより解る気がする。わたしは高校のとき日本史をとっていたので、なおさらそう思うんだろう。
にしても、
ワープ!
というのが、いいなあ。
閑話休題。
ワープ! のトンネルを抜けると、マキャベリであった。
『君主論』『ディスコルシ』をひもときつつ、マキャベリの思想を解説していっているのだが、「リアリズム」だの「権謀術数の人」とかというイメージが強いが、やはりそんな簡単なレッテルを貼ることはできない人物であり思想なんだなあと知った。改めてイメージだけで語ってはいけないと感じた。
さて、中世を通り抜けていくということは、おのずとキリスト教に触れていくことになる。[政治思想史]テキストでも、聖書からの引用が散見される。
政治と宗教は、いろんな意味でいろんなところで結びついているから。
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ボンヤリそんなことを思っていると、作家の結城浩さんが毎日tweetしている聖書の一節が気になりはじめてきた。気になると言うより、わたしの日常に入ってきたというべきか。
結城浩さんが毎日tweetしている聖書の一節。ふだんは全く気にならなかったけど、政治思想史をはじめてから途端に目が行くようになった。立ち位置が変わると違う物が風景として認識されようになる。 https://t.co/0hzyQsmOya
— ニコラシカ(慶應通信法乙71秋) (@xaqihooo) 2019年1月23日
有り難うございます。話変わって、結城さんが毎日tweetされている聖書の一節、いつもスルーしていました。しかし大学で(西洋)政治思想史を勉強しはじめたらそれらに目が行くようになりました。手元には田川建三訳の新約聖書があるので、結城さんのと突合して確かめたいと思います。
— ニコラシカ(慶應通信法乙71秋) (@xaqihooo) 2019年1月23日
新約聖書はいつか読破したいと思っていたけれど、なかなかうまく行かない。
thx.hatenablog.jp
ちょっと違う仕掛けが必要かなと思っているけど、聖書を読むならいまがチャンスだ。