慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

体重77kgの中年男がやってみるボルダリング

f:id:zocalo:20111016035458j:plain
※写真はイメージです。

ボルダリング」(Bouldering)というのは、クライミングと呼ばれる、岩を登るスポーツ全般のひとつのジャンルです。

ロープや道具を使わずに、クライミングシューズとチョークと呼ばれる滑り止めの粉を使って、自分の身体だけで岩や壁を登るスポーツです。ロープやハーネスを使わないので、その方法を覚える必要もなく手軽にクライミングを楽しめます。

岩のかわりに色がついたさまざまな形の「ホールド」と呼ばれる突起物を壁に設置して、それを登攀して、ゴールのホールドを目指していくんですね。

f:id:zocalo:20110411073049j:plain
※写真はイメージです。

これ、一度やってみたかった。
でも、ぼく、体重けっこうあるんですよね(77kg)。
さて、こんなぼくでもできるんでしょうか?


五月晴れの午後、自宅から一駅向こうにある、クライミングジム「POCKET」に出かけてきました。
http://pocket-climbing.com/

f:id:zocalo:20140515153744j:plain

「POCKET」の入り口をはいると、意外に広くて開放感があります。外観からはちょっと想像がつきにくいかもしれません。

f:id:zocalo:20140515153800j:plain

さっそく説明を受けて、トライしてみます(説明は意外にあっさりしていました。技術的なことより、まず無理をしないこととか、まずは安心安全に楽しむことを第一義ということを説明いただきました)。
f:id:zocalo:20140515143215j:plain

登攀(とはいわないのかな)コースは、柔道とか書道みたいに、級/段が設定してあって色分けされています。これは日本全国統一したランク分けではなく、あくまでもジムごとの目安とのこと。
ぼくはまったくの素人なので、当然いちばん下位の8Qからはじめます。
f:id:zocalo:20140515143109j:plain

登る前に、自分のトライするコースを確認します。登っている途中で止まって確認していると、その分だけ疲れますし、危険。

手にチョークをつけて、登攀開始。
ホールドにはそれぞれのランクを示した色テープが貼ってあり、そのホールドを順番に掴んで登ります。手はその色のホールドを使わなければいけないですが、脚はそれ以外のホールドを使ってよいとのこと。
f:id:zocalo:20140515143530j:plain

初心者コースは、登るだけでは10分もないでしょうか。初心者向けコース自体はいくつかあるので、順番にこなしていきます。もちろん、同じコースを何回も繰りかえしてもOK。

やってみると、30分もしないうちに、両腕はパンパンに張り、ホールドを掴む指先がかなり痛くなってきました。
脚の負担よりも、腕や指先が疲れてきますね。汗もけっこう掻きますし、なにより次のホールドまでの距離があると、移動すること自体に緊張します。下はマットが敷いてあるとはいえ、それなりの高さですし身を守るロープはありません。
そして、なにより肝腎なのは、後を振り返らないこと(笑)。

でも、ゴールのホールドにはじめて手をかけたときは、うれしかったですね。この日は、なんだかんだで初心者コースのなかでもいちばん高いところまで登ることができました。もう腕がパンパンになりましたけど。
それから、以外というか、登るときよりも降りるときの方が緊張度合いが強いです。

f:id:zocalo:20140515143545j:plain

身体が重たくて初心者のぼくでも、最初は不安でしたが、なんとか初心者コースはひとまずクリアできました。
1時間程度で、もう腕に力が入らなくなったので、ここで今日は終了。来週またチャレンジしたいと思います。
さて、筋肉痛がどのくらいのものなのか。ちょっと楽しみです(微笑)。

f:id:zocalo:20140515145018j:plain