慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

2018-12-01から1ヶ月間の記事一覧

(アドベントブックレビュー2018)樋口一葉「大つごもり」

先週、クリスマスをテーマにした短編をふたつ紹介したと思ったら、もう暮れのどんづまりである。クリスマスがハッピーな彩りであるならば、大晦日はどうだったか。 借金があれば大晦日までにその返済の算段をし、新年の餅代に奔走するのが師走の日本の風景だ…

【小さな旅】年越しキャンプ(2018-2019)#1

6時起床。 昨日(12/30)から、我が家恒例の年越しキャンプで、千葉・君津のオートキャンプ場に来ている。 イレブン オートキャンプ パーク年末大寒波といわれて、ちょっとヒヤヒヤしながら出かけた。 千葉なので雪雨というよりは風と低気温が心配だったのだ…

(アドベントブックレビュー2018)ジャック・ロンドン『試合ーボクシング小説集』

ジャック・ロンドン『試合ーボクシング小説集』(辻井栄滋訳、現代教養文庫)、読了。ジャック・ロンドンを、『野生の呼び声』や『白い牙』といった動物を主人公にした小説の作者としてしか知らないのは、ちょっと寂しい。ここに収められている短編「ひと切…

【卒論】テーマ候補として「ホルスの大冒険」

今日(12/28)から、年末年始休暇に入った。正確には昨日の午後からだったけれど。 ちょっとした雑事を除いて、会社の宿題を抱えていないで休みを過ごすことはほんと久しぶりのことなので、うれしい。やはり、on/offの切り換えは大事。じつは明後日(12/30)…

(アドベントブックレビュー 2018)マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官』

ネタバレ記述あります。マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー『刑事マルティン・ベック 笑う警官(The Laughing Policeman)』(柳沢由美子訳、角川文庫)、読了。どこかで聞いたことがあると思ったら、同名の佐々木譲の小説だった。刑事マルティン・ベッ…

(アドベントブックレビュー2018)カポーティ『冷血』

トルーマン・カポーティ『冷血』(佐々田雅子訳、新潮文庫)、読了。 映画『カポーティ』で、主人公のカポーティを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンが死亡した。享年46。その訃報を聞いて、昔書いてあった感想文をサルベージした。 http://news.mynavi.…

(アドベントブックレビュー2018)カポーティ「クリスマスの思い出」

クリスマスを彩る小説の最後は、トルーマン・カポーティ「クリスマスの思い出」。 ここを過ぎれば一気に年の瀬だが、年末年始を迎えても「季節感」がないと感じることの理由のひとつは、われわれがハレの日のために手間ヒマをかけなくなったことにあるのでは…

(アドベントブックレビュー2018)ディケンズ『クリスマス・キャロル』

チャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』(池央耿訳、光文社古典新訳文庫)、読了。題名だけは知っているけど、読んでないという本のひとつ。ディケンズはこの中編小説で世界的に有名になったという。クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)作者…

【西洋外交史】レポ5000字、ようやく脱稿

6時起床。冷たそうな小雨だが、空気はやけに温かかった。 久しぶりに慶應通信っぽい内容を投稿する。昨日は夜遅くまで友人宅でクリスマスパーティで過ごした。クルマで出かけたので、アルコールは摂取できなかったのだが、さすがに疲れたみたいで、6時で起き…

【西洋外交史】レポ5000字、ようやく脱稿

6時起床。冷たそうな小雨だが、空気はやけに温かかった。 久しぶりに慶應通信っぽい内容を投稿する。昨日は夜遅くまで友人宅でクリスマスパーティで過ごした。クルマで出かけたので、アルコールは摂取できなかったのだが、さすがに疲れたみたいで、6時で起き…

【アドベントブックレビュー】村上春樹「ドライブ・マイ・カー」

※ネタバレ記述あり。村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(短編集『女のいない男たち』所収)、読了。タイトルの「ドライブ・マイ・カー」は、『ノルウェイの森』と同じく、ビートルズのアルバム「ラバー・ソウル」に収められた曲を想起させる。女のいない男た…

再開は

12/14に再開すると言っておきながら、ここまで引っ張ってしまった。せめて勝谷さんを「偲ぶ会」までには更新しはじめようと、ようやく重い腰を上げた次第・・・。 目下、わたしは〈慶應通信ファースト〉という気持なので、それ以外のことは気にとめていない…

(アドベントブックレビュー2018)川端康成「片腕」

アドベントブックレビュー第3回。川端康成「片腕」、読了。 川端は、『古都』を大学のときに読んだくらいだったか。あらすじやらなんやらはすっかり忘れていて、ひらがなが多いなという印象しかない。 『雪国』は読んだはずだが同じく記憶に残っていないし、…

(アドベントブックレビュー2018)O・ヘンリー「賢者の贈り物」

O・ヘンリー「賢者の贈り物」(芹澤恵訳、光文社古典新訳文庫)読了。クリスマスシーズンということで、O・ヘンリーでもう一編。クリスマスといえば、いつも思い出す短編は、カポーティでもディケンズでもなく、O・ヘンリーの「賢者の贈り物」(1906年作…

【現代中国論】不合格レポが返却された

6時起床。やや温かい日がつづいている。来月の第Ⅳ回科目試験受験受付票が届きました。 次回は4科目に挑戦です。そのうち[民法総論][日本法制史Ⅰ]はレポ合格しているのであとは試験合格すればいいだけなのですが、そうは問屋が卸さない。[民法総論]は3…

(アドベントブックレビュー2018)O・ヘンリー「幻の混合酒」

もうすぐクリスマス。 なので短期間ではありますが、「アドベントカレンダ」ならぬ「アドベントブックレビュー」を贈ります。まずは、O・ヘンリー「幻の混合酒」(『1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編 』[光文社古典新訳文庫]所収)。1ドルの価値/賢者の贈…

【西洋外交史】気持が落ちこんだあとに

5時起床。早起きにはなかなか慣れないなあ。午後、社内教育のスピーカを務めるが、うまく運べなかった。しゃべりがヘタすぎる。資料はわたしが作成したが、伝えるべきことの本質を理解していないことがいちばんの原因だ。 午後はひとり凹む。 外出の社用があ…

【西洋外交史】ピアノ演奏とともに筆は進み

5時起床。今月前半、フレックス退勤が多かったので時間調整のため、今週は朝から1時間だけ仕事することにする。 なので、通信の勉強もこの日記も短めに済ますことになると思います。先週金曜日につづいて、娘が体調を崩して今日も在宅勤務。といえば聞こえは…

【西洋外交史】気が多い魚座の勉強は

6時起床。金曜日は子どもの体調不良にはじまって、深夜の深酒、土曜日はほとんど何もできずに、日曜日を迎える。しかし、寒いなあ。いつものようにセブンイレブンのコーヒーを買いにでかける。 午前中は雑用を片付けてから、[西洋外交史]のレポを再開した…

【刺さる読書】カフカ『変身』

※ネタバレ記述あり。フランツ・カフカ「変身」(丘澤静也訳、光文社古典新訳文庫『変身、掟、その他2篇』所収)、読了。 はじめて読んだのは学生のころだから、再読はもう30年以上になるか。その当時はたしか新潮文庫版だった気がする。変身,掟の前で 他2編…

【コミュニケーション論】新聞スクラップの整理

8時起床。飲みすぎた、というか付き合い過ぎた。3:30まで飲んでいた。地元の知り合いとの忘年会を兼ねて。 いつも以上に辛辣なことを言ってしまって、また嫌われたwこんなに深酒したのは、というより夜遅くまで起きていたのはほんと久しぶりなので、もう昨日…

【産業社会学】テキストを眺める

昨夜は、ずいぶん長く残業してしまった。よって、勉強といえるものは[産業社会学]テキストを電車で眺めるくらい。自宅に戻ってもなにもやる気が起きなかった。 こういう日もある、ということで。

【西洋外交史】レポにとりかかるも不捗の模様

6時起床。全身が怠いのですが、ひとまず会社に向かうのである。朝方は本降りの雨。保育園へのタクシーを待つ間に、ぼんやりと西洋外交史のレポのことを考えていた。定時退社日なのでそのまま自宅へ直帰したのだが、今日は電車内や駅で客同士の諍いをいくつか…

【民法総論】ノート作りの方針変更!

6時起床。アタマは相変わらず痛いですが、それでもこうして起きました。 そのままなんとか机に向かい[民法総論]のノート作りをしていて、ちょっと息抜きにネットを見ていたら、こんな勉強法を知りました。 k8k.tokyoよく知られた勉強法なんでしょうか。繰…

【夜スク刑法】試験でした

5時起床。うー、アタマが痛い。仕事のせいでなく風邪っぽい。昨夜は、夜間スクーリング[刑法]。実質の最終日でテストでした。実質の最終日というのは、他の授業は来週が最終週でしょうが、先生のご都合で来週は休講、補講が年明け早々1/7なのです。でもテ…

【民法総論】年相応のノートづくり

5時起床。昨日は終日寒い一日。風が冷たかった。一昨日は娘の誕生日で、その夜はみんな夜更かししたせいか(プレゼントが「スーパーマリオ オデッセイ」だったのです)、朝たっぷりと寝坊した。わたしだけほぼいつものように起床。年の瀬ならぬせいですね。…

【刺さる読書】村上龍『限りなく透明に近いブルー』

村上龍『限りなく透明に近いブルー』(講談社文庫)、読了。昨日永井龍男を読んで、ふと思い出したのでしばらく前に別のところにアップしていた感想文をサルベージ、若干加除修正。■ 先日から、友人ふたりと第一線で活躍している現役作家の初期作品を読んで…

【民法総論】再ノート作成開始

5時起床。昨夜は真珠湾攻撃の日でもあり、娘の誕生日でもあり。朝からスペシャルディのために身体を空けておく。ちょうど、妹親子が上京してくるので、今日は何もしない(できない)と覚悟した。とはいえ、いろんな用事雑事が終わってから、少し勉強をしてみ…

「ロミオとジュリエット」を、声に出してはじめて読んだあの夜。

6時起床。 昨日は、ラゾーナ川崎の劇場「プラザソル」で、『カワサキ ロミオ&ジュリエット』を観てきた。演出家で畏友のAsh女史(カワサキアリス)さんが翻訳・脚色・演出するシェイクスピア劇だ。 kawasakialice.comその公式パンフレットに、わたしとこの…

【積ん読解消】あえて〈卒読破〉のメソッドといいたい~ 松崎久純『大学生のための速読法』を実践してみる #2

6時起床。いきなり、寒くなった。それが原因ではないだろうが、3:00くらいに起きて、そのまま眠れなくなった。 セブンイレブンに夜明けのコーヒーを買いに出かける。■ さて、速読法のつづき。松崎久純『大学生のための速読法』を実践しているのだった。大学…