慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

2017-01-01から1年間の記事一覧

【ブックリスト】筒井康隆『漂流』

筒井康隆の個人読書史ともいうべき本『漂流』から、彼がこれまで読んできた本をピックアップした。 全部で64冊。■が付いている本は「耽読の家」と重複する作品。合わせたら100冊近くある。すべて読んだら相当の膂力がつくのではないか。漂流 本から本へ作者:…

【憲法(J)】憲法ちょっといい話

ニコラシカ(@xaqihooo)です。穏やかですが寒い日が続いている関東南部です。依然として、学習停滞中です。 先日提出した[新憲法]のレポートですが、kcc-channelでは、無事に[添削中]の表示になっていました。あとは[民法総論]のレポート・・・。昨日…

【憲法(J)】レポート作成完了!

ニコラシカ(@xaqihooo)です。[憲法]のレポートを作成しました。今日中にポスト投函していきます。 この科目は「ワープロ可」で、専用レポート用紙に印字することになっています。そして1ページ内の行数と1行の文字数があらかじめ決まっています。プレス…

【憲法(J)】どこまで記述するのか

ニコラシカ(@xaqihooo)です。曇天ときどき小雨。子どもは今日も学校を休んでいます。[憲法]レポート、案外難儀しています。アタマ、カリカリ掻いています。幸い、掻き毟ってるというところまでは至っていません。 どこまで書いたらいいのかという〈お作…

新聞スクラップから卒論テーマを考える

ニコラシカ(@xaqihooo)です。ようやく今朝、娘が快復して登校。でもほとんど食事を摂っていないので、エネルギィが持つかどうかが不安要素です。 さらに、下の息子も微熱アリ。家庭内パンデミックの予兆がします。 [新憲法]のレポートはまとめと推敲をし…

【憲法(J)】まずはテキスト通読に着手しました

ニコラシカ(@xaqihooo)です。好天がつづいていますね。 気持がいいことはいいのですが、先週引いた風邪がどうにも抜けません。とうとう子どもにもうつってしまったみたいで、彼女は今日は学校を休んでしまいました。 今週末は小旅行なので、楽しむためにも…

【ブックリスト】坪内祐三「エッセイストになるための文庫本100冊」

以前から自分用にまとめようまとめようと思っていた、坪内祐三の「エッセイストになるための文庫本100冊」(『シブい本』所収)を、リストアップしてみた。それにくわえて「雑文集で選ぶ ちくま文庫ベスト10」も載せておこう。 ブロガーがエッセイスト…

【民法総論】 意思表示と法律行為とか

ニコラシカ(@xaqihooo)です。朝あんなに清々しかった天気は、午後には急変。今週はじめからの目まいがまたしてもぶり返してきています。昨夜、子どもの塾の待合時間から、民法総論のテキストを開きはじめました。スタートライン民法総論 第2版 作者: 池田…

【待機期間 #4】卒論の妄想テーマ

ニコラシカ(@xaqihooo)です。 台風一過。朝からいい天気ですね。わたしは一昨日昨日と体調を崩して臥せっていましたが、今日はなんとか復活しました。 昨日はブログを更新できず、今日も短めにします。もしわたしが慶應義塾通信教育課程に入学したら(早け…

【出願準備 #3】志望理由書#3 ~なぜ慶應義塾大学か

ニコラシカ(@xaqihooo)です。朝からまたしても雨。なんですかこの天候不順ってやつは。子どもの保育園送りでまたしても濡れました。 さて、志望理由書の3番目の課題です。 なぜ慶應義塾大学の通信教育課程を選んだのか述べなさい。(150字以内) 文字数が…

【出願準備 #3】志望理由書#2 ~本を論評する

ニコラシカ(@xaqihooo)です。関東南部は概ね晴れのようです。今日も残暑。 秋入学の出願は今日までですね(当日消印有効)。今日で酒断ちは10日目。あと15日くらい頑張ればいいかな。堪忍堪忍。 さて、出願準備の「志望理由書」。先日は「入学動機」につい…

【ブックリスト】佐々木紀彦『日本3.0』

ニュースサイト「NewsPicks」編集長・佐々木紀彦さんが書いた、『日本3.0』(幻冬舎)。 この本にも〈骨太〉のブックリストがあります。 次に、このリストを整理してみました。「骨太のブックリスト1」と合わせると、200冊近く。お試しあれ。日本3.0 2020年…

【待機期間 #3】「レポート・論文の書き方入門」をパラパラと眺めてみました

ニコラシカ(@xaqihooo)です。今日も朝から雨でした。天気予報では「秋雨前線」という言葉が使われていました。つい先日まで「梅雨」が云々と言われていたような気がしますけれども。 涼しくて、ようやく長袖のYシャツを取り出しました。さて、北朝鮮。 ■…

【出願準備 #2】志望理由書 #1 ~入学動機

ニコラシカ(@xaqihooo)です。 関東南部は今日は曇りときどき晴れ、というところでしょうか。空気はカラッとしていますね。そんな9月最初の日曜日は江ノ島に出かけてきました。道すがら、2回ほど外国人から訊ねられました。わたし、いつも不機嫌な顔をして…

【出願準備 #1】志望理由書を書く

ニコラシカ(@xaqihooo)です。順番が前後しますが、出願準備のなかに、「志望理由書」という名称の課題があります。小論文といっていいものでしょうか(わたしは小論文をやったことがないので皮膚感覚としてよく解らないです)。 その志望理由書を順次晒し…

【待機期間 #2】新聞スクラップをはじめる

ニコラシカ(@xaqihooo)です。台風の影響らしく、今朝はずいぶんと涼しいです。今朝方降っていた雨は、昼前にはもう上がりました。 それでも出かけていた家人は、「半袖だと寒い」と言いながら帰宅しました。 「取らぬ狸の皮算用」を承知でこのブログを開設…

【待機期間 #1】待機期間に何をするか ~レポート・論文の書き方習得と英語のさび落とし

ニコラシカ(@xaqihooo)です。涼しい曇天の9月初日。子どもたちの習い事があるので〈お迎え〉のことを考えると、このまま雨になって欲しくないのですが。どうも、怪しい感じです。昨日のサッカーW杯予選は、素晴らしかったですね。 ■日本、サッカーW杯出場…

【出願完了】慶應義塾通信教育課程(法学部甲類)へ出願完了

こんにちは。 朝から雨の関東南部です。空気も冷たく、今年の夏を象徴しているような8月最終日。これから、慶應義塾通信教育課程(法学部甲類)へのチャレンジ日記を綴っていきます。現時点ではまだ合格していないのですが、不合格だった場合にはこのブログ…

【ブックリスト】筒井康隆「耽読者の家」

筒井康隆に「耽読者の家」という短編があります(『壊れ方指南』文春文庫、所収)。 そのなかで、登場人物おすすめの古典文学というのがたくさん紹介されていてなんとも楽しげに彼らが読んでいるので、それをリスト化してみました。 壊れかた指南 (文春文庫)…

星野道夫のドキュメンタリで思い出す、彼の声彼の佇まい

赤座林です。子どもたちの夏休みが通常運転へ。また慌ただしく過ごす朝晩がはじまりました。 日々の慌ただしさを「面倒くさいなあ」と思う傍らで、ふと録画していたNHKドキュメンタリ「星野道夫 没後20年“旅をする本”の物語」を観ましたが、わたしが過ごし…

知らないともったいない、ブロガーのためにもなる「エッセイストになるための100冊」

赤座林です。エアコン取付完了! ということで、昨日は「文明の利器」の恩恵をたっぷりと味わっていました。「文明病」といわれようがけっこうだ、この部屋から出たくない! とわがまま放題に自宅でのんびり過ごしていました。夜は知人たちが出演するお芝居…

懐かしいOHCという機械 ~奥多摩で「人間の現在」を読みはじめる #3

赤座林です。奥多摩の友人宅に来ていますが、今日8/7が最終日。 昨日と打って変わって、雲ひとつない清々しい朝です。 今日も暑いのでしょうね。昨日は川(多摩川)遊びをしていましたが、今日は少し上流へ向かいます。 台風の進路が気になっています。 さて…

【倫理学】応用倫理学という枠組み ~奥多摩で「人間の現在」を読みはじめる #0-2

奥多摩の友人宅に泊まっています。 家の目の前に秩父山系の山々がでーんと居座っているんですが、その視界のなかを赤とんぼが乱舞しています。もう秋の気配が漂っています。 日中はまだまだ暑いですが、朝晩は過ごしやすくてうれしいですね。 「人間の現在」…

【倫理学】奥多摩で「人間の現在」を読みはじめる #0-1

奥多摩の友人宅に泊まりに来ています。 案外蒸し暑くて、ビールがどんどん消化されちゃうんですが、家の中にいても(クーラーがないので)飲んだ端からどんどん蒸発していく感じです。500ml缶5本飲んでも酔っているという自覚はありません。 そんな中でも、…

第157回芥川賞は沼田真佑「影裏」、直木賞は佐藤正午『月の満ち欠け』で決定!

第157回の芥川賞直木賞は次のように決定しました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170719/k10011065431000.htm 第157回芥川賞と直木賞の選考会は19日、東京・中央区で開かれ、このうち芥川賞は沼田真佑さんの「影裏」、直木賞は佐藤正午さんの「月…

第157回芥川賞直木賞を予想します!

大仏ダンジョーです。 いよいよ7/19今晩、芥川賞直木賞の銓衡会が開かれて、両賞が決定します。 わたしは、次のように予想してみました。 http://web635.jp/blog/201707192/ ■芥川賞 今村夏子『星の子』 ※ダブル受賞の場合には、沼田真佑『影裏』を合わせて…

長編創作プロセスを紐解く ~村上春樹『職業としての小説家』

ニコラシカ(@xaqihooo)です。 本棚を眺めてたまたま見つけた、村上春樹『職業としての小説家』。 長編小説創作のくだりを読んでいたら、ついまとめたくなったので、次のようにひもといてみた。 http://web635.jp/blog/201707181/ 彼はとにかく推敲するんで…

すぐに使えるブログネタで、夏枯れを乗り切ろう

赤座林改め大仏ダンジョンです。昨日、子どもに命名されました。 さて、直木賞候補作を読まなきゃならないのに、風邪を引いてしまいました。鼻水だらーり、ティッシュが手放せません。3連休なんですけども~。 関東は梅雨明けがはっきりしないままに猛暑日が…

【芥川賞直木賞予想 #157-5】市川真人「四時過ぎの船」を読んでみた

市川真人「四時過ぎの船」(「新潮」2017.6月号)、読了。 前回の芥川賞候補作になった「縫わんばならん」に続いてのノミネート。筆力はあろうと思われるのだが、わたしにとって前作は読み切れなかったくらい退屈なものだった。 その〈苦痛〉の記憶が後を引…

【芥川賞直木賞予想 #157-4】沼田真佑「影裏」を読んでみた

沼田真佑「影裏」(「文學界」2017年5月号)、読了。この作品は第122回文學界新人賞でもある。新人賞から芥川賞候補になった作品は珍しいことでもない。 主人公の今野は仕事の異動で、守岡へと移り住んだ。彼には同僚の日浅がいて、お互いに釣り仲間でもある…