慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

第157回芥川賞は沼田真佑「影裏」、直木賞は佐藤正午『月の満ち欠け』で決定!

第157回の芥川賞直木賞は次のように決定しました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170719/k10011065431000.htm 第157回芥川賞と直木賞の選考会は19日、東京・中央区で開かれ、このうち芥川賞は沼田真佑さんの「影裏」、直木賞は佐藤正午さんの「月…

第157回芥川賞直木賞を予想します!

大仏ダンジョーです。 いよいよ7/19今晩、芥川賞直木賞の銓衡会が開かれて、両賞が決定します。 わたしは、次のように予想してみました。 http://web635.jp/blog/201707192/ ■芥川賞 今村夏子『星の子』 ※ダブル受賞の場合には、沼田真佑『影裏』を合わせて…

長編創作プロセスを紐解く ~村上春樹『職業としての小説家』

ニコラシカ(@xaqihooo)です。 本棚を眺めてたまたま見つけた、村上春樹『職業としての小説家』。 長編小説創作のくだりを読んでいたら、ついまとめたくなったので、次のようにひもといてみた。 http://web635.jp/blog/201707181/ 彼はとにかく推敲するんで…

すぐに使えるブログネタで、夏枯れを乗り切ろう

赤座林改め大仏ダンジョンです。昨日、子どもに命名されました。 さて、直木賞候補作を読まなきゃならないのに、風邪を引いてしまいました。鼻水だらーり、ティッシュが手放せません。3連休なんですけども~。 関東は梅雨明けがはっきりしないままに猛暑日が…

【芥川賞直木賞予想 #157-5】市川真人「四時過ぎの船」を読んでみた

市川真人「四時過ぎの船」(「新潮」2017.6月号)、読了。 前回の芥川賞候補作になった「縫わんばならん」に続いてのノミネート。筆力はあろうと思われるのだが、わたしにとって前作は読み切れなかったくらい退屈なものだった。 その〈苦痛〉の記憶が後を引…

【芥川賞直木賞予想 #157-4】沼田真佑「影裏」を読んでみた

沼田真佑「影裏」(「文學界」2017年5月号)、読了。この作品は第122回文學界新人賞でもある。新人賞から芥川賞候補になった作品は珍しいことでもない。 主人公の今野は仕事の異動で、守岡へと移り住んだ。彼には同僚の日浅がいて、お互いに釣り仲間でもある…

プレミアムフライデーは即刻止めて、土曜日祝日の振替休日を実施すべし

プレミアムフライデーの効果について、76%が「効果なし」と答えたアンケートがでました。 ■プレミアムフライデー「効果なし」76% 朝日世論調査 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00000091-asahi-soci 毎月末の金曜日の仕事を早く切り上げるプ…

わたしがハワイアンカードを引くまでのささやかな出来事

物事には、理由がある。 それが物語の途中で解るか、物語の最後で解るかは別として。 というのが、弁護士ハリエット・コーンの格言だ。 https://www.axn.co.jp/programs/harrys_law/cast/harriet_korn 先日の七夕、娘が短冊に書いたのは、「歯医者になりたい…

審判を見守る日に

赤座林です。あと12時間後には、兵庫県知事選も都議選もその大勢が判明する。泣いても笑ってもというやつだ。 そのどちらにも直接的な関係がないわたしは、静かにこんな本を読んでいる。勝谷さんの〈選挙参謀〉である、髙橋茂さんに関係した〈選挙〉本である…