愛おしい人魚夜郎たちと行く、「鉄道唱歌」の旅。
今回は第3番、品川駅です。家人、息子と出かけてきました。
■これまでの<旅>
- 鉄道唱歌でちかく旅(#1 新橋駅) ~愛宕山でしばし涼風に吹かれていました → http://thx.hateblo.jp/entry/20140730/1406646000
- 鉄道唱歌でちかく旅(#2 泉岳寺駅) ~エレカシの宮本浩次さんの母校を素通りしちゃいましたけど → http://thx.hateblo.jp/entry/20140801/1406902575
第3番はこんな歌詞です。
窓より近く品川の
台場も見えて波白く
海のあなたにうすがすむ
山は上総か房州か
台場という名詞が出てきたので、つい発火して品川駅はほぼスルーすることにしました。
アリバイづくりに撮った写真は、品川駅構内にある郵便ポスト。
このポスト横の説明柱は、品川駅が山手線(品川~新宿~田端)と品鶴線(品川~西大井~鶴見)の起点ということを言っております。
品川をさっさと引き払い(ごめんなさい)、新橋へ。
そこからゆりかもめで、お台場へゴー。目指す駅でいえば、「お台場海浜公園」です。
歌詞にでてくる「台場」とは、幕末に設置された砲台で、要塞の一種。
ここでは品川沖にある「品川台場」のことを指していて、アメリカ艦隊が来航したのをきっかけに海防の必要から江戸幕府がつくったものです。
いま残っているのは、第三台場と、無人島と化している第六台場。
第三台場は、お台場海浜公園から続いていて、東京湾に突き出たかたちになっています。
対岸には、ご存じフジテレビ本社やショッピングモールがきれいに見えます。
浜辺の横にある道を、強烈な日差しにさらされて親子3人、とぼとぼ歩きました。
暑さに負けて、木陰でしばし一休み。
公園向かって右側には、がれきが一面に広がっていて、「つわものどもが夢の跡」的な感じをかもしだしてました。
公園にいったんあがって、下を見てみます。
第三台場のまわりは石垣で囲まれており、縁の部分が高くなっていて、中央が低地の芝生広場になってます。
砲台の跡です。
低地に降りてみました。この日は風がハンパな強かったですが、ここは静かでしたね。
そして、低地で風が上を通り過ぎるので、まあ暑いのなんの。
兵舎の礎石が残っています。
振り返ると、フジテレビがくっきり! いい加減飽きますよね(笑)。
こちらは、無人化している第六台場と、レインボーブリッジ。
第三台場をぐるりと一周して、戻ってきました。
腹も減ったし涼もとりたいので、お台場のアクアシティで「エッグスシングス」に立ち寄りましたです。さいきん開店したばかりだそうで。
巨大パンケーキとスムージーに舌鼓。
なにしに来たんだろう(笑)。
もうここには品川駅とかの面影はありません。未練もありません。
上総と房州?
どっちでもええわ、もう!