「すばる」（2016年2月号）特集「継承される批評2016」のなかのブックガイド。
文学部ならずとも文芸批評に興味がある向きには、押さえておくべきリストだろう。
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/01/06
- メディア: 雑誌
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産経新聞の石原千秋の「文芸時評」でも取りあげていたので、さっそく購入しておいた。
www.sankei.com
- 坪内逍遙『小説神髄』（岩波文庫）
- 漱石『文学論』（岩波文庫）
- 北村透谷『北村透谷選集』（岩波文庫）
- 啄木『時代閉塞の現状』（岩波文庫）
- 蔵原惟人『日本プロレタリア文学評論集』（新日本出版会）
- 小林秀雄『小林秀雄初期文芸論集』（岩波文庫）
- 伊藤整『小説の方法』（岩波文庫）
- 正宗白鳥『自然主義文学盛衰記』（講談社文芸文庫）
- ■中野重治『中野重治評論集』（平凡社ライブラリー）
- 平林たい子『林芙美子・宮本百合子』
- 保田與重郎『改版 日本の橋』（新学社）
- 中村光夫『風俗小説論』（講談社文芸文庫）
- 平野謙『芸術と実生活』（岩波現代文庫）
- 花田清輝『復興期の精神』（講談社文芸文庫）
- 橋川文三『日本浪曼派批判序説』（講談社文芸文庫）
- 福田恒存『保守とは何か』（文春学藝ライブラリー）
- 吉本隆明『最後の親鸞』（ちくま学芸文庫）
- ■江藤淳『成熟と喪失』（講談社文芸文庫）
- 大西巨人『新生1956-1956』（みすず書房）
- 由良君美『椿説泰西浪漫派文学談義』（平凡社ライブラリー）
- 磯田光一『鹿鳴館の系譜』（講談社文芸文庫）
- 秋山駿『舗石の思想』（講談社文芸文庫）
- 柄谷行人『日本近代文学の起源 原本』（講談社文芸文庫）
- 蓮實重彦『物語批判序説』（中公文庫）
- 加藤典洋『アメリカの影』（講談社文芸文庫）
- 笠井潔『新版 テロルの現象学』（作品社）
- 大塚英志『「彼女たち」の連合赤軍 サブカルチャーと戦後民主主義』
- 福田和也『日本の家郷』（洋泉社ＭＣ新書）
- 山城むつみ『文学のプログラム』（講談社文芸文庫）
- 鎌田哲哉「知里真志保の闘争」（「群像」1999年4月号）
- 東浩紀『動物化するポストモダン』（講談社現代新書）
- 斎藤美奈子『妊娠小説』（ちくま文庫）
- 宮台真司『援交から天皇へ』（朝日文庫）
- 斎藤環『文学の断層 セカイ・震災・キャラクター』（毎日新聞出版）*1
- 渡辺直己『不敬文学論序説』（ちくま学芸文庫）
- 保坂和志『小説の自由』（中公文庫）
- 安藤礼二『場所と産霊 近代日本思想史』（講談社）
- 大沢信亮『神的批評』（新潮社）
- 宇野常寛『ゼロ年代の想像力』（ハヤカワ文庫）
- 福島亮大『復興文化論』（青土社）
