慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

一怒一老、一笑一若

野球監督の、故星野仙一さんの言葉に「一怒一老」があります。

「中国に『一怒一老』ということわざがある。怒る、叱るということは気骨が折れて人を早く老いさせてしまうという意味で、疲れるし、嫌われるし、不愉快でいやなことですから、私だって本当はあんまりしたくはないんですよ。 でも、大人にだって子供にだって、人間には誰だってひとりやふたりは怖い人間がいたほうがいい、必要なんだと、わたしは思っているんです。怖い人がいないと人間は放埓になる、不遜になる部分があるんです」

本編の中国のことわざは、この後には「一笑一若」と続きます。星野さんは叱ることの「必要悪」を説いていて、本編の意図するところとは違うことを言いたかったんでしょう。

翻って、わたしの半径5メートル以内の日常にも仕事でも家族でも怒鳴りたいやつはいる。大勢いるのだが、わたし自身は怒鳴るのではなく持論を展開してしまう。

きっと、わたしは彼/彼女の振る舞いを他人事のようにみているんだろうなあ。

 

 

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