慶應鶏肋録

めし、フロ、慶應通信の勉強(卒論)、ついでの雑用とか

(天声人語)亥年に

すでに仕事始めの方には申し訳ないが、正月気分をまだ味わいたくて寄席に行った。いい初夢が見られるよう願う話や、黒豆をこっそりつまむ話など、いかにも新年らしい。江戸の旦那衆が猪(しし)鍋を食う話も▼火の用心の夜回りをする合間に、こっそり酒を飲み鍋を煮る。一膳しかない箸で順番につつく様子が、またうまそう…[後略](2019.1.5付朝日新聞朝刊)

落語の演目は「二番煎じ」。冬の晩にしし鍋はよく似合う。ひょっとして寄席の後には、天声人語氏は一杯引っかけられたのかもしれない。

またしても、日経新聞を添えた。静岡の駿府城浜松城の城跡から、豊臣秀吉が家康を牽制するために配下の武将を送り込んでいたことが推定されるとのこと。秀吉は家康を相当警戒していたのだろう。

それにしても、朝日新聞から天声人語に添えたくなる記事がでてこないなあ。

(天声人語)宇宙の雪だるま

雪の降り積もった日だったのだろう。芭蕉が、訪ねてきた弟子を歓待して、こんな句を詠んだ。〈君火をたけよきもの見せむ雪まるげ〉。君は火を焚(た)いてくれ。そのあいだに私が、良いものを作って見せよう。雪の大玉だ――▼雪玉を転がし大きくする「雪まるげ」は、雪だるま作りに似る。無邪気にはしゃぐ俳聖の姿が

宇宙の雪だるまにこと寄せて、宇宙のお題をふたつ。

ひとつは、「ウルティマ・トゥーレ」の話題。 《米航空宇宙局(NASA)は1日、無人探査機「ニューホライズンズ」が人類の探査史上、最も遠い天体に到達することに成功したと発表した。宇宙を13年かけて飛行し、太陽から約65億キロメートル離れた天体「ウルティマトゥーレ」に接近した。(日経新聞2019.1.2付)》

もうひとつは、月面の裏側に中国の無人探査機が着陸成功した話。 《月の裏側は地球から直接見えず、地下構造などに未解明な点が多い。中国には将来の資源開発などで優位に立つ思惑があるとされ、宇宙開発でも米国との覇権争いが激化しそうだ。(朝日新聞2019.1.3付)》

ときて、米中摩擦に今年もわれわれは翻弄されるのかと締める。前半は雪だるまでファンタジィで、後半は軍事と貿易摩擦の話題でリアリティ・バイツな感じをだしている。

ピックアップのスクラップは日経からの。Apple株下落の話題については、餅は餅屋に任せるがいい。

 

【日本外交史Ⅱ】レポ脱稿

5時半起床。正月3日目。
近所のセブンイレブンでコーヒーを買った後に、昨日から取りかかっている[日本外交史Ⅱ]のレポのつづき。この時間なので、まだ人通りもまばらである。家族も起きてこないので、この時間がわたしの〈真水の時間〉なのだ。

ずっと机に向かって、8時すぎくらいに第一稿を脱稿する。約4000字。2単位科目ではあるが、ここんところわたしは単位数に関係なく、4000から5000文字くらいの分量をレポとして書いている。The more, the better というワケではないが、読み手を引き込んでしまえば文字数はあまり関係ないように思う(あ、これはあくまで個人の感想です)。これで一晩寝かせて明日投稿することにしよう。

明日からは、試験対策に移るつもり。

今年もよい年でありますように。

2019年1月3日。遅れ馳せながら、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

師走から迷走を続けてしてきたこのブログも、そろそろ出口が見えつつある。タイトルは「貼雑(はりまぜ)天声人語」とした。 朝日新聞の一面名物コラムとその日の新聞から気になった記事をひとつ選ぶ、というシンプルな内容。堂々と上から目線で時には褒めるし時には腐す。ついでに、リアルでスクラップブックも作成する予定です。

天声人語)本の福袋

《中身は買ってのお楽しみ。それが福袋かと思っていたが、近頃はどうも趣が違う。初売りのお店をのぞくと、衣類でも雑貨でも内容が表示されたものが目立つ。透明のビニール製の福袋もあった。わくわく感は減りつつあるか▼最近は図書館で、福袋を用意するところが増えているようだ。表紙が見えないように包装し、未知の本と(以下、省略)》

スクラップブックは、こんなふうにつくってみた。今回は1/1朝日新聞のおそらくはスクープである。昭和天皇の直筆原稿の記事を寄せ集めてみた。

このタイミングで、この記事を掲載する意図はなんだろうか。

2019年今年の目標(仮)を設定しました。目標とする漢字一字は〈登〉

2019年1月2日。
改めて、明けましておめでとうございます! 年越しキャンプから無事帰ってきました。出発当初は大寒波襲来ということで、どうなることやらとビクビクしていましたが、杞憂に終わりました。
寒かったことは寒かったですが、風もなく穏やかで好天に恵まれた大晦日・元日でした。

さて、今年の目標を仮設定します。仮設定というのは、この後ローリングが入るかもしれないので。

通年目標としては、
一昨年からの「慶應通信」学習を継続して、目標取得単位を40単位とします。
科目群の割り振りからけっこうハードル高いんですが、それを目指すということです。

単発目標としては、7or8月に富士登山を予定しているので、登山完遂を目指したい。それに向けて体力作りをしていきます。

それらを総合すると、今年の漢字は〈登〉というところでしょうか。年末の振り返り漢字が楽しみです。
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【小さな旅】年越しキャンプ(2018-2019)#3

2019年元日。
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

ということで、6時過ぎに起床。空は昨日と違って曇天気味で、底冷えこそしないものの、気分としては寂しい気がする。これから晴れてくるというけれども。
風は昨夜からまったくなし。冬キャンプにはとても有難い。風があるのとないのとでは、体感温度がまったく違うのだ。
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昨夜、盛大に焚き火をして薪をすべて使ってしまったので、今朝の焚き火はなし。ま、11時には諸諸撤収してチェックアウトしなければならないので丁度いいくらい。
お気に入りのSOTOのガスバーナーを使って、朝メシは豚汁の残りに白米を投入して雑炊(写真撮っておらずすいません)。いろんなエキスが混ざって、いいお味になっている。

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 シルバー

ソト(SOTO) レギュレーターストーブ ST-310 シルバー

我らログキャビン近くに吊されている干し柿。これから寒が進んでぐっと甘みを増してくるに違いない。
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チェックアウトの後は、鴨川シーワールドへと出かけた。クルマで45分ほど。久留里街道を走っていった。
千葉県道24号千葉鴨川線 - Wikipedia

鴨川シーワールドは、子どもたちははじめてだが、個人的にはもう20年ぶりくらいかもしんない。入社して3~4年したときに、会社の友人たちと真冬に出かけた(というより、何か別の用事があってついでに立ち寄ったというくらいの記憶しかない。記憶力が悪すぎる)。そのときはなんとかシャチのパフォーマンスは観たものの、もう海風が寒くて寒くてとっとと帰りたかった。
という、あまり好ましくない記憶しかない。

それが20年経ってこうして来てみると、まず天候はいいし穏やかで温かいし、施設もずいぶん拡充されていた。子どもはスタンプラリーに参加して楽しんでいた(でもスタンプを押すことに興味が行ってしまい展示は大してみていない)。f:id:zocalo:20190102071041j:plain

中央広場のようなところでは、地元の獅子舞が行われていた。
www.kamogawa-seaworld.jp

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ふだんは怖がりの娘は、お獅子にしっかりとアタマを甘噛みされて喜んでいた。f:id:zocalo:20190102071846j:plain

さて、問題は帰りである。
カーナビの指示通りだと、東京湾アクアラインを通って川崎駅横を通過し南部沿線道路を遡上するコースだが、この時期に川崎大師周辺をクルマ移動するのは、絶対に避けるべきである。デッドロック状態になっていることは、去年さんざん身にしみた。
かといって東京方面を経由するのは、渋滞に巻き込まれる恐れがある。
ならば、と東京湾横断フェリーを使って、久里浜から横横、横浜新道、第三京浜というコースを想定。じっさいに走ってみたら、これが大正解! 
まったく渋滞なしだし、子どもにはフェリーは受けたし。
ほぼ定刻通り、まったくストレスなく帰宅できたのでした。

帰宅後は軽くお刺身で、乾盃。
これにて、年越しキャンプは無事終了!
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【小さな旅】年越しキャンプ(2018-2019)#2

キャンプ2日目(12/31)。2018年の大晦日である。
早朝にトイレに行く。
自国は夜明け前である。

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雲一つない

まだ周りのテントも動き出していない。f:id:zocalo:20190101062348j:plain

ぼちぼち火をおこしはじめるが、薪が乾燥しきっていないせいか、とにかくつきが悪い。なので、まず炭で火をおこしてその上に薪を焼べる。それでなんとか温まるくらいには火を育てた。f:id:zocalo:20190101062557j:plain

朝メシはウィンナを焼いて、ホットドック。昨夜が食べすぎた感じがあるので、今朝は控えめとする。これで淹れ立てのコーヒーがあれば気分も高まるが、ここは缶コで代用(というと缶コに悪いけれど)。

午前中は、園内を散歩する。グラススキーのできる広場があるので、そこでグラススキーをしたり、凧揚げをしたり。風がでてきている。

午後はキャンプ場近くの温泉へ。
kimitsu.ooedoonsen.jp
この温泉のランチバイキングのコスパがよくって(入浴料とセット)、前回同じキャンプ場を使ったときにもこの温泉のバイキングコースを楽しんだ。
温泉に入って昼メシを食べた後は、ひたすらここでのんびりと過ごす。マン喫コーナがありゲームコーナがあり、よろず休憩室があり・・・と我が家のような引きこもり系にはちょっとしたオアシスです。

わたしはここで来年(2019年)早々に立ち上げる予定、自分のサイトをつくっていた。テーマは「独学独習」に関するもので、半分お遊びです。

夕方、キャンプ場に戻って、そこからは盛大な(当社比)焚き火をしました。それまでかき集めていた薪をすべて投入。護摩業みたいな感じとなりましたとさw

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この写真を撮った後、もっと炎を高くあげた